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月はどっちに出ている

All Under the Moon​

INTRODCUTION
タクシー運転手で在日コリアンの主人公とフィリピンパブで働く女性との恋模様を軸に、彼らを取り巻くヤクザや在日外国人などの人生を描いた本作は、当時も禁忌とされていた差別用語や危ない表現が満載ゆえに、映倫(映画規定倫理委員会)が劇場公開審査に異例の注目をつけたという逸話を残した。1993年公開の『月はどっちに出ている』はメイン館の新宿ピカデリー2で26週に及ぶ超ロングラン上映に加えキネマ旬報ベストテンの日本映画第1位獲得、ブルーリボン映画賞での作品賞をはじめ、その年の殆どの映画賞を席捲し高い評価を得た。

監督|崔洋一 プロデューサー|李鳳宇  青木勝彦
原作|梁石日「タクシー狂躁曲」脚本|崔洋一  鄭義信
撮影|藤澤順一 照明|上田なりゆき 
美術|今村力  岡村匡一

監督補|祭主恭嗣 助監督|前田哲
エンディングテーマ|憂歌団「Woo Child」
出演|岸谷五朗  ルビー・モレノ                                              絵沢萠子  小木茂光  遠藤憲一  有薗芳記  麿赤兒  國村隼
芹沢正和  金田明夫  内藤陳  萩原聖人  古尾谷雅人​

配給|マンシーズエンターテインメント
1993年|シネカノン作品|カラー|ヴィスタサイズ|1時間49分
©「月はどっちに出ている」製作委員会 
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月はどっちに出ている_1
月はどっちに出ている_2
月はどっちに出ている_3

2019年9月 K's cinemaにて リマスター版リバイバル上映

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